牡蠣の酒蒸しを美味しく食べよう! 基本レシピとアレンジのアイデア8つ
酒蒸しは牡蠣の調理法の中でも基本的なもので、素材の味を存分に味わえる人気料理です。
牡蠣の酒蒸しにはいくつかの調理法があり、味付けなどでアレンジがしやすいのも特徴でしょう。
この記事では、牡蠣の酒蒸しの基本的な調理法や味付け方法などについて解説していきます。
牡蠣の酒蒸しについて詳しく知って、美味しい酒蒸しを食べましょう。
- 牡蠣の酒蒸しの基礎知識
- カロリーは?
- 必要な調理器具は?
- 牡蠣の酒蒸しの基本レシピ
- フライパンを使用した牡蠣の酒蒸しレシピ
- 電子レンジを使用した牡蠣の酒蒸しレシピ
- 牡蠣の酒蒸しのアレンジ
- レモンをかける
- ポン酢をかける
- タバスコをかける
- 薬味を加える
- 柚子味噌で食べる
- 白ワインで蒸す
- 昆布に乗せて蒸す
- 野菜と一緒に蒸す
まずは、牡蠣の酒蒸しについて基礎的な知識を紹介します。
必要な調理器具やカロリーなどについて見ていきましょう。
牡蠣の酒蒸しの基礎知識
カロリーは?
牡蠣の酒蒸しのカロリーは、1人前、むき身4個分でも57kcalと非常にヘルシーなことで知られています。
100g食べても63kcalです。
低カロリーなので、ダイエットなどをしている人でも安心です。
必要な調理器具は?
牡蠣の酒蒸しをする方法は2通りあります。
フライパンや鍋を火かける方法と、電子レンジを使用する方法です。
火にかけて調理するのなら、牡蠣が入るような大きめのフライパンや鍋を用意する必要があります。
電子レンジで加熱するのなら、牡蠣が入る大きめの耐熱容器、皿を用意しておきましょう。
牡蠣の酒蒸しの基本レシピ
牡蠣の酒蒸しの基本的なレシピを、フライパンや鍋を使った方法と電子レンジを使った方法、2通りの作り方で紹介します。
フライパンを使用した牡蠣の酒蒸しレシピ
まずは、牡蠣の下準備をおこないます。
牡蠣を人数分用意し、殻が汚れている場合にはタワシと流水で軽く洗い流しましょう。
フライパンに、日本酒と水を同量入れます。
26cmフライパンの場合には、日本酒と水4分の1カップ程度が目安です。
日本酒と水を入れたフライパンに、牡蠣を並べていきます。
殻付きの場合には、牡蠣の平らなほうを上にしましょう。
牡蠣が入るだけ並べてしまって構いませんが、できるだけ重なり合わないようにすることと、フタが閉まる程度にすることがポイントです。
フタをして強めの中火にかけます。
沸騰してきて、いくつかの牡蠣の殻が開いてきたら火を止めましょう。
ここですぐにフタを開けるのはいけません。
余熱を利用して火を通していくので、フタを閉じた状態で少しの間放置します。
3分程度が目安です。
加熱用の牡蠣はしっかりと火を通したほうが安心ですが、火をつけたままだと加熱しすぎて身が縮む可能性があるので、余熱を利用するといいでしょう。
蒸しあがった牡蠣はほとんど殻が開いていますが、なかには閉じたままのものもあります。
その場合には殻の隙間からテーブルナイフなどを差し込んで開けるか、ペンチで殻の端を割って開きます。
出汁が非常に熱くなっているので、火傷しないように注意して開けましょう。
電子レンジを使用した牡蠣の酒蒸しレシピ
電子レンジを使用する場合にもフライパンのときと同様に、牡蠣の殻が汚れていればタワシと流水で軽く洗っておきます。
水気は拭いておきましょう。
次に牡蠣を耐熱皿に並べていきます。
牡蠣の平らなほうを上にして、できるだけ重ならないようにします。
並べたら、日本酒を上からかけましょう。
日本酒の量は、殻付き牡蠣6~7個で大さじ2程度が目安です。
牡蠣の準備ができたら、耐熱皿にふんわりとラップをかけます。
端のほうに隙間ができるようにラップをかけるのがポイントです。
ぴったりとラップをすると加熱中に破れてしまう可能性があるので、注意が必要です。
電子レンジに入れて加熱をしていきます。
600Wで5~7分程度の加熱が目安になります。
加熱中は、中の様子をしっかりと観察しているようにしましょう。
加熱5分を過ぎてくると、牡蠣の殻が2~3個開いてくるはずです。
そのタイミングで、電子レンジでの加熱をストップします。
そのまま、フライパン時と同様に3分程度放置して余熱で火を入れていきます。
牡蠣の殻が開いていないものは、隙間からテーブルナイフなどを差し込んで開ける、またはペンチで殻の端を割って開きましょう。
フライパン調理と同じで、出汁がとても熱くなっているので、火傷には注意が必要です。
牡蠣の酒蒸しのアレンジ
そのまま食べてもとてもおいしい牡蠣の酒蒸しですが、アレンジすることで新しいおいしさを楽しめます。
アレンジ方法について、いくつか紹介していきます。
レモンをかける
レモンは、酒蒸しを食べる際には王道の味付け方法でしょう。
牡蠣の酒蒸しを作ったら、レモンをたっぷりと絞っていただきます。
レモンのさわやかな酸味がプラスされることで、すっきりさっぱりとした味わいになるので、何個食べてもくどくなりません。
レモンを添えることで、自分の好きな量を絞ることができていいでしょう。
ポン酢をかける
ポン酢をかけるのも、牡蠣の酒蒸しではレモンに次いでメジャーな味付け方法です。
ポン酢と一口にいっても、さまざまな種類があります。
柑橘の風味の強さや、昆布風味の強さ、まろやかな酸味のものなど、色々あるので自分好みのものを使ってしまって構いません。
レモンと同様に、すっきりとした酸味があるので、あっさりと牡蠣の酒蒸しを食べられるのが特徴です。
タバスコをかける
メジャーな味付けでは少し物足りないという人に人気なのが、タバスコです。
和食である牡蠣の酒蒸しにタバスコは合わないと考える人も多いでしょうが、うまく調和してくれます。
蒸し牡蠣は強い旨みがあるのが特徴なので、そのまま食べると味が濃すぎると感じる人もいるでしょう。
タバスコは突き抜けるような辛みと酸味があるので、強い旨みの蒸し牡蠣には良いアクセントになるのです。
辛いものが好きな人にも向いている、アレンジ方法となっています。
薬味を加える
薬味を加えるのも、良いアレンジ方法です。
たとえば、大葉や紅葉おろし、大根おろしなどは和食である牡蠣の酒蒸しに合っています。
薬味はポン酢とも非常に相性がいいので、ポン酢を使用する際にアクセントとして使用するのにもぴったりです。
柚子味噌で食べる
和食に合う柚子味噌も、牡蠣の酒蒸しとは相性がよくなっています。
同量の味噌、日本酒、みりん、砂糖に柚子のしぼり汁を加えて軽く煮詰めることで、簡単に作ることが可能です。
柚子のさわやかな風味と味噌の甘みが牡蠣の濃厚さにとても合うので、ポン酢やレモン汁などのメジャーな食べ方に飽きた場合にはいいでしょう。
白ワインで蒸す
日本酒ではなく、白ワインで蒸してみることで日本酒とはまた違った風味に仕上がります。
白ワインを使うことによって洋風の味になるので、ワインに合うおつまみにもなるでしょう。
ドライトマトなどと合わせて白ワインで蒸すことで、よりおしゃれな酒蒸しになります。
昆布に乗せて蒸す
味付けを工夫するのではなく、蒸す段階で風味を足すのもおいしい食べ方です。
戻した昆布に牡蠣をのせて基本の酒蒸しを作ることで、昆布の旨みや風味を牡蠣が吸い込んでくれます。
牡蠣と昆布の旨みの相乗効果で、より風味豊かな酒蒸しに仕上がるでしょう。
細ねぎを散らして、さっぱりとポン酢で食べるのがおすすめです。
野菜と一緒に蒸す
野菜と一緒に牡蠣を蒸すのもいいでしょう。
野菜の風味が加わるので、濃厚な牡蠣もあっさりと食べることができます。
どのような野菜でも合いますが、ネギはとくにぴったりです。
加熱することで甘みの増したねぎとの相性はぴったりですし、ねぎの独特の香りが足されることで食欲が増進されます。
また、キャベツもいいでしょう。キャベツも加熱することで甘みがアップする食材なので、牡蠣との相性は抜群です。
キャベツと牡蠣だけで蒸すのもいいのですが、ベーコンなどを加えると洋風になりますしご飯のおかずにもなります。
牡蠣の酒蒸しは、フライパンや鍋、電子レンジなどで簡単に作ることができます。
また、アレンジ方法も多い魅力的な料理です。
アレンジ次第では和風にも洋風にもなりますし、おつまみとしてではなくご飯のおかずにすることもできます。
さまざまな食べ方を知ることで、牡蠣の酒蒸しが食べたい気分になったのではありませんか。
基本の作り方やアレンジ方法を参考にして、牡蠣をおいしく味わってみましょう。
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