仙鳳趾(せんぽうし)産 牡蠣
仙鳳趾(せんぽうし)は北海道釧路町の東側、厚岸湾の端に位置しております。

潮の流れが少しきつい為、そこで育った牡蠣の身はプリプリっとした締まった牡蠣になります。殻に対して身が大きいと評判で、強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴です。また、火を通しても縮みづらくプリプリのまま食べられることで知られています。

仙鳳趾の海は昆布が多数生息する地域なので、プランクトンなどの栄養も豊富。さらに湾の陸側には森林があり、そこを通った地下水が海に流れ込む為、陸のミネラルと海のミネラルが混ざり合った、牡蠣にとっては最適な海域となっています。厚岸と同様に年間通して水温が低いことから一年中牡蠣が食べられます。

厚岸(あっけし)産 牡蠣
厚岸は、仙鳳趾同様、牡蠣の年中出荷が出来る産地です。また、牡蠣の成長にとても良い条件が揃っています。

その一つは、水温が低く通年温度変化が少ない点です。

水温が低いと牡蠣の成長が遅くなります。その分ゆっくりと、じっくりと、長い時間をかけて栄養分を蓄えて大きく育ちます。

海水温が低いことで産卵時期をコントロールし一年中出荷することができます。厚岸の牡蠣の特徴は、身がふっくらとしていて、甘みが濃厚なところが特徴です。

厚岸湖とそれに直結する厚岸湾は、プランクトンがとても豊富。さらに山や湿原の養分をたっぷりと含んだ別寒辺牛川が流れ込み、海水と淡水が混じり合う特別な海域なので、栄養を十分に溜め込んだ、コクのある旨味が凝縮した牡蠣に成長します。

野付産 ホタテ
北海道民も信頼のブランド。北海道道内でも最高品質と呼び名の高い『北海道野付産』。

野付半島から国後(くなしり)島までは、最短16㎞。 ここは有名な尾岱沼(おだいとう)の北海島海老をはじめ、北海道でもおいしい魚が水揚げされる場所としても有名です。中でも4~5年かけて育つホタテ貝はとても貴重な天然物!なぜなら、この狭い海峡に、えさとなるプランクトンを豊富に含んだ潮が勢いよく流れ込みホタテがえさを取るには最高の環境。

ホタテは口をパクパクさせていると、潮の流れの速さで良質なプランクトンが口の中に自然に入り、最高品質のホタテが育ちます。野付のホタテ漁は12月から5月となり、まだ薄暗い時間に出向し漁を行います。漁師さんが連日漁で取ってくる野付産のホタテは旨味の素ともいわれるグリコーゲンが多く含まれ、甘み・大きさ・肉厚なぷりっぷりの弾力が自慢のホタテとなります。