仙台牛の特徴

『仙台牛』の食味は、口当たりが良くやわらかで、 肉質のきめが細かく、まろやかな風味と豊かな 肉汁が特徴です。
脂肪融点が低く、口に入れた瞬間のとろけるよう な至福の味わいがお楽しみいただけます。
赤身の中に絶妙なバランスでサシ (脂)が入っ ているので、柔らかさも抜群で、文字通り「口の 中でとろける味です。
『仙台牛』は、米どころでもある宮城の自然、 清ら かな水で育ったササニシキやひとめぼれなどの 稲わらを贅沢に食べて育つため、脂肪と赤身の 絶妙なバランスから生まれるその上質な食味と なります。
『仙台牛』のサーロインやヒレは十分に脂が乗っ ているので、レアに焼いたステーキをわさびでピ リリといただくのが最高です。

仙台牛とは

1) 黒毛和種であること

2) 仙台牛生産登録農家が個体に合った適正管理を行い、最長及び最終肥育地が宮城県であること

3) 仙台牛銘柄推進協議会が認めた市場ならびに共進会に出品されたもの

4) 日本食肉格付協会技肉取引規格が、A5またはB5に評価されたもの

宮城県では、年間およそ27,000頭が食肉として出荷されていますが、うち仙台牛の名で出荷されるものは、そのおよそ3割です。
霜降りと赤身のバランス、きめの細かさなど厳しい基準をクリアし、最高ランクに格付けされた牛肉だけが「仙台牛」の称号を得ることができます。
また、「歩留等級C」、すなわち、肉牛の体格が小さいために取れる枝肉の量が少ない場合は、「肉質等級5」であっても仙台牛とは呼称することはできません。
個体識別番号から調べると、どの生産者によっていつどのように飼育された牛かがわかり、加工番号から、いつどのように製造されたかがわかるよう、厳しく管理されています。

仙台牛の里:宮城県
『仙台牛』の美味しさの源は宮城の自然、牛の生まれ育った環境にあります。

国内でも有数の良質米が獲れる自然環境と水に恵まれた宮城の地で、この良質な水とササニシキやひとめぼれなどの稲わらが霜降り和牛を育てるのに適した環境を作り出しています。

上手な解凍方法
一度冷凍したお肉を解凍する時は、冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍するのが一番です。
急激に解凍しようとすると、ドリップ(肉汁)と一緒に旨味が逃げ出してしまします。

Point 1
召し上がる前日か当日の朝、 冷蔵庫へ移してください。

Point 2
調理開始の10~15分前には冷蔵庫から出して室温に戻しておくのがポイントです。

※ステーキ肉の場合は、調理の30分前には冷蔵庫から出して、室温に戻しておくことを忘れずに。
※急速冷凍、自然解凍を心がけると風味の損失を抑えることができます。

牛肉の格付け

【歩留等級】

生体から皮、骨、内臓などを取り去った肉を枝肉(えだにく)といいますが、生体から取れる枝肉の割合が大きいほど等級が高くなります。

【肉質等級】

「脂肪交雑」(いわゆる「霜降り」「さし」)の他に、「肉の色沢」「肉の締まり及びきめ」「脂肪の色沢と質」の4項目5段階(1,2,3,4,5)で評価し、4項目の総合的な判定から肉質等級が決定します。

豆知識:肉の部位