しらすのおすすめの食べ方とは? 生・釜揚げのレシピを3種類ずつ紹介

風味豊かでほどよいうまみが口に広がるしらすは、生や釜揚げをそのまま食べるのが好きという人も多いでしょう。
もちろん、そのままでもとても美味しいですが、そこに少しアレンジを加えるとより多彩な味わいが楽しめます。
この記事では、しらすの食べ方に関する基礎知識を解説しながら、しらすのおすすめの食べ方として生と釜揚げに分けて3種類ずつ紹介します。

目次
  • しらすの食べ方に関する基礎知識
  • 生しらすのおすすめの食べ方
    • 明太子としらすのパスタ
    • しらすのかき揚げ
    • みょうがとしらすの酢の物
  • 釜揚げしらすのおすすめの食べ方
    • しらす丼
    • 粉ふきいものしらす和え
    • ブロッコリーとしらすのアヒージョ
  • おすすめの食べ方を押さえてしらすの味を楽しもう

しらすの食べ方に関する基礎知識

「しらす」とは、特定の魚を指すものではありません。もともとはアユやウナギ、イワシなどの稚魚の総称として使われていた言葉です。
しかし、現代において一般にしらすというときは、カタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシなどイワシ類の稚魚を意味します。
このなかでも、大半を占めているのはカタクチイワシの稚魚です。
水揚げしたときのしらすは、水分を多く含み透明ですが、干すと水が抜けて白っぽく変わります。
この干しているときの真っ白な状態が「お白州」に似ていることが、名前の由来とされています。
「お白州」とは、江戸時代、奉行所の裁きを待つ人々が控えていた、白い砂利が敷かれた場所のことです。
時代劇などで見たことがある人もいるでしょう。

しらすは、小さな姿ですがカルシウムやタウリン、DHAなど栄養が豊富に含まれた優良な食材です。
生のほか、釜揚げやちりめんの状態でも売られています。
なお、釜揚げしらすとは水揚げ後すぐに塩ゆでしたもので、ちりめんは釜揚げしらすを干して乾燥させたものです。
水揚げ後はすぐに鮮度が落ちてしまいますので、家で生しらすを食べたいのであれば獲れたてを急速冷凍したものを購入しましょう。
捕獲後すぐに冷凍することで生しらすのぜいたくな味わいを損なわずにすみ、自宅でも楽しめます。

ほかほかのご飯の上にしらすをたっぷりのせ、ごま、ねぎなどの薬味をかけてしょうゆをほどよく回しかけたしらす丼は、シンプルながら大変な美味しさです。
それ以外にも、洋風にアレンジしたり、かき揚げにしたりする食べ方もおすすめです。

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生しらすのおすすめの食べ方

ここでは、おすすめの生しらすの食べ方について3つ紹介します。

明太子としらすのパスタ

1つ目は、「明太子としらすのパスタ」です。パスタと合わせるのは意外に思われるかもしれません。
しかし、明太子の強い辛みや刺激に瑞々しい生しらすが調和してまろやかな味わいになり、ほどよくパスタと絡むのでおすすめです。

#明太子としらすのパスタのレシピ
・材料(2人分):パスタ200g、明太子150g、しめじ1パック、生白州100g、大葉10枚、和風だし顆粒小さじ2分の1、しょうゆ小さじ2分の1、オリーブオイル大さじ2、バター8g

・作り方:
1.フライパンにバターとオリーブオイルを入れて熱し、しめじをほぐして入れ和風だし顆粒、しょうゆも入れて炒める
2.パスタをゆでてざるで水気を切る。このとき、ゆで汁はすべて捨てずに大さじ4ほどとっておく
3.パスタに明太子とゆで汁を絡め、お皿に盛りつけます。ちぎった大葉と生しらすをトッピングすれば完成

しらすのかき揚げ

2つ目は、「しらすのかき揚げ」を紹介します。
外はさくさくした衣、中はふっくらした生しらすと食感が楽しい一品です。

#しらすのかき揚げのレシピ
・材料(4人分):生しらす200g、てんぷら粉100g、水150ml、三つ葉3分の1束、アスパラ2本、揚げ油適量

・作り方:
1.生しらすは軽く洗い三つ葉はざく切り、アスパラは薄切りにする
2.てんぷら粉と水をなめらかになるまで混ぜ合わせる
3.1を2に入れて混ぜ合わせ衣をよく絡ませる
4.揚げ油を170~180度に熱し、生地をおたまですくってそっと油に落とす
5.落とした生地が浮かんできたら裏返しましょう。全体が美味しそうな黄金色に色づけば完成
完成したパスタに、お好みで塩をぱらぱらとかけて食べるとより美味しくなります。

みょうがとしらすの酢の物

3つ目は、「みょうがとしらすの酢の物」を紹介します。
材料と切って混ぜるだけの手軽なレシピです。
くせのない生しらすの味にみょうがやしょうがのピリッとした刺激とトマトとポン酢の酸味が良く合い、さっぱりと食べられます。

#みょうがとしらすと酢の物のレシピ
・材料(1人分):生しらす30g、ミニトマト3個、しょうが1片、大葉2枚、みょうが1個、ポン酢大さじ1、しょうゆ大さじ1

・作り方:
1.みょうがは細切りにし、水にさらす
2.ミニトマトは食べやすい大きさに、しょうがと大葉は細切りにする
3.器に具材を盛りつけ、ポン酢としょうゆを合わせたものをかければ完成
塩もみしたキュウリを加えると、こりこりした歯ごたえも楽しめます。彩りも良くなり、爽やかさも増すでしょう。

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釜揚げしらすのおすすめの食べ方

ここでは、釜揚げしらすのおすすめの食べ方を3つ紹介します。

しらす丼

まずは、定番ともいえる「しらす丼」のレシピを紹介します。
火を使わずに簡単に作れ、いくらでもご飯が進む美味しさです。

#しらす丼のレシピ
・材料(1人分):ご飯1杯、釜揚げしらす30g、卵の黄身1個、薬味(ねぎ・大葉・炒りごま・海苔・かつお節など)適量、しょうゆ適量

・作り方:
1.ねぎ、大葉、海苔などの薬味を細かく刻む
2.ご飯をどんぶりに盛り、その上に刻み海苔とかつお節を敷き詰めるように散らす
3.真ん中に隙間を空けて釜揚げしらすをのせ、さらにその真ん中に黄身を置く
4.刻んだねぎと炒りごまを全体にちらし、どんぶりの隅に大葉をトッピングすれば完成
しょうゆをかけて、黄身を混ぜ合わせながら食べるとより一層美味しく食べることができます。

粉ふきいものしらす和え

次に紹介するのは、「粉ふきいものしらす和え」です。
少し意外な取りあわせのように思えるかもしれませんが、ほくほくのジャガイモにしらすの塩気、ガーリックとバターの風味がよくマッチして新感覚の美味しさです。
お酒のおつまみにも向いていますが、オムレツやサンドイッチの具材として使うのも良いでしょう。

#粉ふきいものしらす和えのレシピ
・材料(2人分):じゃがいも400g、釜揚げしらす30g、万能ねぎ3本、バター20g、ガーリックパウダー適量、塩・こしょう少々

・作り方:
1.万能ねぎを小口切りにし、じゃがいもは皮をむいて適当な大きさに切る
2.鍋にじゃがいもを入れ、浸る程度の水を入れて蓋をし10~12分程度ゆでる
3.つまようじがすっと通る程度の柔らかさになったら蓋をずらして湯切りし、さらに火をかけて水分を飛ばす
4.じゃがいもとしらす、万能ねぎ、バター、塩、こしょう、ガーリックパウダーを和えれば完成

ブロッコリーとしらすのアヒージョ

最後に「ブロッコリーとしらすのアヒージョ」を紹介します。
アヒージョとは、ニンニクとオリーブオイルで素材を煮込んでつくるスペイン料理のことで、ニンニクが良く効き、独特のコクがある美味しい料理です。
バゲットとよく合います。

#ブロッコリーとしらすのアヒージョのレシピ
・材料(2人分):ブロッコリー2分の1個、釜揚げしらす30g、塩小さじ3分の1、オリーブオイル大さじ4、にんにく1片、鷹の爪1本、バゲット適量

・作り方:
1.ブロッコリーは小房に分け、2~3分下ゆでして取り出し水気を切り、塩を振ってしっかり下味をつける
2.ニンニクはつぶして芽は取り除き、鷹の爪は種を取り除く
3.ブロッコリー、しらす、オリーブオイルと2とをスキレットや小さめのフライパンなどに入れて煮込む。中火で7~8分が目安
4.全体にオイルをなじませ、バゲットを添えれば完成

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おすすめの食べ方を押さえてしらすの味を楽しもう

生しらすや釜揚げしらすは、そのままでも十分な美味しさがありますが、さまざまな食べ方で楽しむこともできる食材です。
アレンジによって異なる表情をみせますので、いろいろな料理に挑戦してみましょう。
しらずの持つ奥深さを知ることができます。
この記事で紹介した食べ方も参考にして、しらすを存分に楽しみましょう。

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水揚げしたしらすを、すぐに加工場に運んで処理することで、鮮度が落ちないままでお届けできます。
購入して、自分にとってベストな食べ方を見つけましょう。

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