マグロが美味しく食べられる旬の時期はいつ?種類別に詳しく紹介

マグロは、日本人にとって国民食といえるほどなじみ深い食材です。
スーパーの鮮魚コーナーには、マグロの刺身や中落ちなどが1年中販売されています。
そのようなマグロですが、旬の時期について知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではマグロの種類別の特徴と旬について紹介します。
また、豊富に含まれている栄養や美味しく食べる方法などについて紹介します。

目次
  • マグロの種類別の特徴と旬
    • クロマグロ
    • ミナミマグロ
    • メバチマグロ
    • キハダマグロ
    • ビンナガマグロ
  • 旬のマグロを食べるときのポイント
  • とれたてねっとの厳選したマグロの特徴

マグロの種類は、全部で8種類ほどといわれていますが、日本で一般的に食べられているマグロは主に5種類です。
ここでは、旬の時期や味など、それぞれのマグロの特徴について詳しく紹介します。

マグロの種類別の特徴と旬

クロマグロ

クロマグロは、体長3m、重量400kgほどもある最も大型の種類のマグロです。
味も格別であることから最高級品として扱われています。
そのため、クロマグロは「本物のマグロ」という意味で「本マグロ」と呼ばれることも多いのです。
クロマグロが生息しているのは、主に緯度が低く水温の低い北大西洋や地中海などの海域で、日本近海や太平洋、大西洋にも広く分布しています。

日本においては、青森県の津軽海峡沖で獲れる「大間マグロ」が最も有名ではないでしょうか。
「黒いダイヤ」などと称えられ、最高級ブランドとして知れわたっています。
身はコクや渋みが強いのが特徴で、独特の風味や香りもあります。

この味や香りの強さを「生臭さ」や「鉄臭さ」と感じる人もいるため、玄人好みの味といわれるのがクロマグロです。
旬は、一般的に冬の12~1月ごろですが回遊魚なので年によって時期がずれる場合もあります。
また、産地によっても獲れる時期が異なります。
青森県の大間で獲れるクロマグロは9~12月が旬ですが、同じく青森県の深浦町で獲れるものは6~7月の脂がのった旬の時期なのです。
漁獲する場所によって旬の時期は変わるため、クロマグロを食べる際は産地にも注目しましょう。

ミナミマグロ

ミナミマグロは、クロマグロと並ぶ高級食材で寿司店などの看板商品として使われることが多いマグロです。
大きさは、クロマグロに比べるとやや小さく体長は体長2m、体重は100kgほどです。
ミナミマグロは、南半球にしか生息していないことからミナミマグロと呼ばれています。
しかし、日本に初めて入ってきたのがインド産だったので「インドマグロ」とも呼ばれることも少なくありません。
味は、一言で言えば万人受けする味といえるでしょう。
玄人向けとされるクロマグロに対し、ミナミマグロはマグロの中でもクセがなく最も甘みが強い種類で、特に口の中でとろけるような食感のトロの甘みは絶品です。

マグロは、冬に旬を迎えるものが多いですが、南半球の季節は日本と逆なので、ミナミマグロは4~9月ごろの春から秋にかけて旬を迎えます。

メバチマグロ

ミナミマグロは、クロマグロと並ぶ高級食材で寿司店などの看板商品として使われることが多いマグロです。
大きさは、クロマグロに比べるとやや小さく体長は体長2m、体重は100kgほどです。
ミナミマグロは、南半球にしか生息していないことからミナミマグロと呼ばれています。
しかし、日本に初めて入ってきたのがインド産だったので「インドマグロ」とも呼ばれることも少なくありません。
味は、一言で言えば万人受けする味といえるでしょう。
玄人向けとされるクロマグロに対し、ミナミマグロはマグロの中でもクセがなく最も甘みが強い種類で、特に口の中でとろけるような食感のトロの甘みは絶品です。

やや深い海に生息しており、目が大きいことが名前の由来となっているメバチマグロは、体長2m、体重100kgに達する大型のマグロです。
メバチマグロは、キハダマグロに次いで漁獲量が多いため、クロマグロなどに比べると大衆的といわれています。
世界各地からキハダマグロが冷凍で送られてきており、スーパーなどで手軽な価格で売られているため、日本の家庭の食卓にあがることも多いマグロの種類です。
赤身主体のさっぱりとした味わいが特徴で、肉質が柔らかいので刺身や寿司のネタに向いています。

日本近海に回遊してくるものは10~12月ごろが旬です。
また、銚子から金華山沖に回遊してくるものは4~5月ごろが旬なので、日本では1年に2度の旬を迎えることになります。

キハダマグロ

キハダマグロの特徴は、尾びれや背びれが黄色いことで、このことからキハダ(黄肌)という名が付きました。
体長1~2m、体重40kg前後とマグロの中では小型の種類です。
キハダマグロは、味がさっぱりとしていてクセがなく、刺身以外に缶詰などの加工品に使われることが多いマグロです。
年間を通して漁獲量が安定していることから価格も安く、庶民的なマグロといえるでしょう。
高知や九州などが産地のキハダマグロの旬は6~11月ごろです。
ただ、海外からの輸入も多いため、1年中流通しています。

ビンナガマグロ

ビンナガマグロは「ビンチョウマグロ」とも呼ばれ、体長1m、体重10~20kg程度の大きさが多いマグロです。
ムナビレが長いのが特徴で、海を泳ぐ姿が空を飛ぶトンボに似ているので「トンボマグロ」とも呼ばれることもあります。
身質は非常に柔らかく、味はクセがなくあっさりしているのが特徴です。
脂がよくのったビンチョウは、特に「ビントロ」と呼ばれ回転寿司などでも人気の商品となっています。
1年を通してよく獲れますが、三陸沖の日本近海で漁獲されるビンナガマグロは、8~12月ごろが旬の時期です。

旬のマグロを食べるときのポイント

極上のトロの握りやお刺身、ステーキなど、旬のマグロの美味しい食べ方はいろいろあります。
しかし、せっかくならマグロの優れた栄養をしっかり取れる食べ方をしてみましょう。
マグロは、DHAの含有量が最も多く含まれている魚です。
また、ビタミン類も豊富で鉄や亜鉛などのミネラルもたっぷり含まれています。
ただ、マグロは多く含まれる栄養が部位によって偏っているのが特徴です。
たんぱく質を多く含むのは赤身、ビタミンEを多く含むのはトロなど鉄やタウリン、ビタミンEを多く含むのは血合いと部位によって違いがあるので、それぞれの栄養を考えて食べましょう。

さらに、食べ合わせを工夫することで、より栄養が摂取しやすくなります。
例えば、山芋や納豆と一緒に食べると疲労回復や体力増強の効果が期待できるでしょう。
また、ゴボウやシイタケと一緒に食べると高血圧や動脈硬化を予防する効果があるといわれています。
さらに、栄養だけでなく味も部位によって違います。
脂ののっている腹身、旨みがしっかりとしている赤身など、部位により違う味を楽しみましょう。
特に、旬の美味しいマグロなら大トロはさらに濃厚な味わいですし、状態のよいマグロの赤身のほどよい酸味も美味しいです。

マグロの料理の代表は、やはり刺身やお寿司ですが、豪快にマグロを味わえるマグロステーキもまた美味です。
マグロをステーキにするときは、中トロがおすすめでバターと白ワインで風味を加えると美味しく仕上がります。
ゴボウやシイタケを添えて盛り付ければ、栄養も満点なので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
マグロステーキは、シンプルな料理ですが、ミナミマグロやメバチマグロ、キハダマグロなど、種類によって味が変わって飽きが来ないことから漁師たちからも愛されている料理の一つです。

とれたてねっとの厳選したマグロの特徴

とれたてねっとは、旬の食材と産地直送できる鮮度の良さにこだわったショップです。
マグロの仕入れにおいては、豊富な商品知識や経験を生かして一船買いしたマグロを確保しています。
一船買いとは、契約した船で漁獲される魚をすべて買い取るという契約で、質の良いマグロを安定的に入手できる方法です。
水揚げされたマグロは鮮度をキープするために、マイナス60度の超低温管理されます。

一般的には、冷凍マグロはマイナス30~マイナス50度で保管するのが一般的です。
しかし、とれたてねっとでは細胞中水分が最大限に結晶化するマイナス60度で保存しているので美味しさが違います。
産地で獲れたままの美味しい旬のマグロを食べたいなら、ぜひとれたてねっとを利用してみましょう。

旬のマグロを美味しく食べよう

マグロの旬は、種類によって異なり、また同じ種類でも産地によって旬の時期が違う傾向です。
しかし、冷凍技術が発達した現代においては1年を通じて新鮮なマグロを食べることができます。
とれたてねっとは、超低温冷凍によって旬のマグロを新鮮な状態で管理しているので安心です。
豊富な栄養を無駄にしないように、食べ方を工夫しながら旬のマグロを美味しく食べるとよいでしょう。