うにの旬はいつ頃? 味わうなら最もおいしく食べられる時期を押さえて!

うにの旬の時期はいつ頃なのでしょうか。
一般的にいわれている旬の時期もありますが、その種類などの条件によって旬の時期は微妙に異なるものです。
したがって、どうせ味わうなら一番おいしく食べられる時期を知ってから食べたほうが良いでしょう。
今回の記事では、うにを最もおいしく食べられる旬の時期について、具体的に説明します。

目次
  • うにの一般的な旬の時期
  • うにの種類ごとの旬の時期は?
    • バフンウニ
    • エゾバフンウニ
    • アカウニ
    • ムラサキウニ
    • キタムラサキウニ
  • うにの産地による旬の時期の違い
  • うにの旬の時期を押さえておいしく味わおう

うにの一般的な旬の時期

日本で良く食べられているうには、8月頃に旬を迎えるものが多くなっています。
つまり、一番おいしい時期にうにを食べたいなら、毎年8月頃に購入するのがおすすめということです。
ただ、うにの種類や産地によっても旬の時期が異なることは、あわせて覚えておいたほうが良いかもしれません。
たとえば、有名なバフンウニとムラサキウニでは、同じうにでも旬の時期が違うということです。
また、うには国内でとれたものだけではなく、海外の海でとれたものも流通しています。
このような事実を知ると、一言でうにといっても意外と奥深いのが分かるでしょう。

なお、うには塩漬けにして保存されることも多い食材なので、そのときは旬の時期に関係なくおいしく食べられます。
したがって、塩漬けにされたうには、基本的に一年中楽しめると考えて良いでしょう。

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うにの種類ごとの旬の時期は?

ここでは、うにの種類ごとの旬の時期について詳しく説明します。

バフンウニ

バフンウニは日本海沿岸に古くから生息しており、日本では一般的なうにの種類として知られています。
そのため、うにといえばこのバフンウニを思い浮かべる人もいるでしょう。
見た目としては、他の種類と比べて針が鋭かったり、長かったりするわけではなく、たわしのように見えることが特徴です。
また、色は少し緑がかっているか、茶色っぽいものになっています。
実際に食べることになる身の部分は、オレンジに近い黄色に見えるでしょう。
最後に気になる旬の時期としては、3~4月頃となります。

ただ、バフンウニは東北から九州まで幅広い地域でとれるので、暖かい九州のほうが先に旬を迎えるという特徴もあるのです。
同じバフンウニでも細かい産地まで気にすると、このように的確な旬を把握できます。

エゾバフンウニ

エゾバフンウニは北海道や福島県の太平洋側、山形県の日本海側などの東北地方でとれるうにです。
バフンウニと名前が似ていますが、実際にバフンウニと比べるとサイズが少し大きくなっています。
また、外観の色は紫に近く、身の部分はきれいなオレンジ色に見えるでしょう。
身の部分の鮮やかなオレンジ色はエキノネンという色素が多く含まれている証拠であり、豊富なビタミンAと強い甘みがあることが特徴です。
このようにきれいなオレンジ色は味覚はもちろん、見た目にも美しいものとなっています。

そして、エゾバフンウニの旬の時期は7~8月頃となるでしょう。
この時期を狙って購入することで、より濃厚な旨味を味わえるはずです。

アカウニ

アカウニは長崎や佐賀などの九州で主にとれる種類で、その名の通り殻が赤身がかっていることが特徴です。
本体のサイズは小さめで収穫量も少ないため、うにの中でも高級品に位置付けられています。
また、味はとても濃厚で甘みが強いことが特徴でしょう。
そして、一般的に知られている他の品種と比べると知名度は低いため、その存在を知らない人や食べたことのない人も多いかもしれません。
このようなアカウニの旬の季節は9~10月頃となっています。

旬の時期が9~10月ということは、一般的なうにの旬が終わってからアカウニの旬が訪れるということになるでしょう。
なお、一部の人々の間ではバフンウニもアカウニと表現されることがありますが、実際には全く別の種類になります。
見た目はもちろん、味もバフンウニとアカウニでは別物なのです。

ムラサキウニ

バフンウニと同様、ムラサキウニも日本ではメジャーな種類のうにといえるでしょう。
そのため、多くの人が名称を知っていることはもちろん、実際に食べたこともあるはずです。
このムラサキウニは青森よりも南の日本海側や、茨城よりも南の太平洋側でとれます。
また、身の色が白っぽいことから、「白うに」と呼ばれることがあるのも特徴です。
実際の味としては、淡白な甘みを感じるでしょう。
さらに、見た目も一般的に多くの人が想像するうにに最も近く、やや黒っぽい紫色で長い針が出たものになっています。

気になるムラサキウニの旬の時期は、6~8月頃です。
ただ、日本海側と太平洋側では微妙に旬の時期が異なってきます。
したがって、その辺にまでこだわって食べたい人は、事前に詳細な産地を把握しておくと良いでしょう。
ムラサキウニの具体的な産地まで分かれば、ピンポイントで旬の時期に食べられるからです。

キタムラサキウニ

キタムラサキウニは太平洋でとれるうにで、主に相模湾よりも北側で収穫されるといわれています。
また、日本周辺だけではなくインド洋にも生息しているため、輸入されることも多いのです。
見た目そのものはムラサキウニに似ており、サイズはキタムラサキウニのほうが大きめでしょう。
そして、キタムラサキウニはムラサキウニよりもサイズが大きいということで、身のサイズそのものも大きめになっています。
つまり、キタムラサキウニは身の量が多く、食べ応えがあるということです。
このような特徴から、寿司屋などの飲食店でもキタムラサキウニは重宝されています。

その他の情報として、キタムラサキウニの旬の季節は9~11月となるでしょう。
ただ、このうにも広範囲に生息しているため、収穫する地域によって若干旬の時期は変わってくるのです。

うにの産地による旬の時期の違い

うには産地によっても旬が違ってきます。
具体的にいうと北海道の場合、細かいエリアによっても旬が変わり、襟裳は1~3月、羅臼は2~5月が旬となっているのです。
また、同じく雄武は4~6月が旬となり、枝幸は5~7月、礼文島や小樽は6~8月が旬となるでしょう。
これが東北になると三陸地方でとれるキタムラサキウニの旬が6月中旬~8月初旬、青森県でとれるキタムラサキウニやエゾバフンウニの旬が4~6月頃となっています。
さらに、北陸では5~6月が旬であり、福井県産のうにに限っては7月下旬~8月中旬が旬といえるでしょう。

そして、西日本に存在する瀬戸内海では、特に山口県がうにが多くとれる県として有名です。
この山口県産のうには、8月が旬の時期となります。
最後に九州や沖縄の海でとれるムラサキウニの旬が4月上旬~7月中旬、アカウニの旬が9~10月となっているのです。
このようにまとめて情報を見てみると、同じうにでも産地によって旬に違いがあることが良く分かるでしょう。

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うにの旬の時期を押さえておいしく味わおう

一般的なうにの旬の時期は8月頃といわれていますが、実際は種類や産地によっても異なってきます。
したがって、本当においしくうにを味わいたいのなら、食べたいうにの種類や産地の旬をしっかりと把握しておくと良いでしょう。
自分でうにの種類や詳細な産地を調べるのは面倒かもしれませんが、それだけのことをして味わう価値は充分にあるはずです。
また、どうせ同じお金を払ってうにを購入するなら、よりおいしく食べたほうがお得といえます。
ぜひ、うにの旬を押さえておいしく味わいましょう。

とれたてねっとの北海道産エゾバフンウニをぜひ旬のうちに

とれたてねっとが用意するエゾバフンウニは一年の中で数カ月しか取ることのできない、北海道の味覚の一つです。
もちろん、新鮮なエゾバフンウニなので、独特の甘みを旬のうちに味わってみると良いでしょう。
本来、新鮮なものは現地に行かないと食べられませんが、とれたてねっとの厳選エゾバフンウニを取り寄せればどこでも、思う存分堪能できるのです。