いくらの賞味期限はどれくらい? 保存方法別の期限の目安を紹介

市販されているいくらの賞味期限を見ると、期限が数日のものから数年のものまであります。
高級食材であるいくらは、どれくらい保存しておくことができるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、保存方法別のいくらの賞味期限や、いくらの上手な冷凍方法、解凍後の賞味期限、傷んだいくらの見分け方などについて紹介していきます。

目次
  • 保存方法別のいくらの賞味期限目安
    • 冷蔵
    • 冷凍
  • いくらを上手に冷凍する方法
    • 生のいくらは冷凍前に味付けする
    • 密閉して冷凍する
  • 解凍後のいくらの賞味期限目安
  • 賞味期限を過ぎたいくらの見分け方
  • いくらを食べる前に賞味期限を確認しよう

保存方法別のいくらの賞味期限目安

いくらをおいしく食べるためにも、賞味期限をチェックすることが大切です。
いくらの賞味期限の目安は、保存方法によって異なります。
ここでは、冷蔵保存・冷凍保存それぞれの場合の賞味期限の目安についてみていきましょう。

冷蔵

いくらを冷蔵保存する場合の賞味期限は、塩漬けや醤油漬けなら3~5日程度が目安です。
ただし、調味液の塩分濃度などによって賞味期限が前後するため、塩加減が薄い場合は2~3日程度、調味液にお酒を使っている場合は10日前後を目安にしておくとよいでしょう。
ただ、あくまでも賞味期限は目安なので、なるべく早めに食べたほうが安心しておいしく食べられます。
保存の際は、タッパーに入れたり瓶に詰めたりするなどの方法で密閉することが大切で、なるべく空気に触れないように保存するのがポイントです。

なお、20~30度ほどの常温で保存すると細菌が繁殖して食中毒を起こす原因にもなります。
常温保存は避けて、必ず冷蔵庫で保存するようにしてください。
どうしても冷蔵庫が使えないときは、発泡スチロールの容器に保冷剤といくらを入れ、しっかり蓋をしてから直射日光が当たらない場所で保管するようにしましょう。

冷凍

いくらを長時間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。
自宅で冷凍した場合のいくらの保存期限は、2週間~1カ月程度が目安となります。
お店で冷凍された状態で販売されている商品の場合は、賞味期限が1カ月程度~2年半程度のものまであり、期限の幅が広くなっているため疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
2年以上保存できると銘打たれているものは、特殊な冷凍技術によって長期保存ができるように加工されています。
なお、一般家庭向けの冷凍庫は、業務用の冷凍工場(マイナス30~40度程度)とは異なり、急速に冷凍することはできません。

一般家庭向けの冷凍庫の温度はマイナス18度程度のため、すでに冷凍されている商品を保存するのは問題ありませんが、新たに冷凍する場合は「緩慢冷凍」となります。
「緩慢冷凍」とは、食品の組織が壊れるため劣化が起こりやすい冷凍方法なので、その分賞味期限も短くなるので注意が必要です。
市販の冷凍いくらの多くは、家庭用冷凍庫の保存で1~2カ月程はおいしく食べることができます。
お取り寄せグルメや年末年始の食事で食べきれなかったいくらは、冷凍保存をしてなるべく早めに食べましょう。

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いくらを上手に冷凍する方法

家庭用冷凍庫でいくらを冷凍するときは、いくつかのポイントに気を付けることが必要です。
ここでは、いくらを上手に冷凍する方法を2つのポイントに分けて紹介していきます。
いくらをおいしく食べるための参考にしてみてください。

生のいくらは冷凍前に味付けする

生のいくらは、冷凍前に味付けをすることがポイントです。
生のいくらを冷凍すると、品質が劣化しやすく、皮が破れてしまうリスクがあります。
家庭でいくらの醤油漬けを作る機会はあまりないかもしれませんが、まずは醤油漬けなどにしてから冷凍するのがおいしく食べられるコツです。

#いくらの醤油漬けの作り方

1.生のいくら200gに対して、醤油大さじ2、酒大さじ1、みりん小さじ1を用意し、清潔な容器にすべて入れて混ぜる
2.ラップなどでしっかり密閉したうえで、冷蔵庫で3~4時間寝かせれば完成
お好みに合わせて調味液の分量を調節してください。
生すじこから作る場合は、まず卵をほぐします。
濃度3%程度の塩水で生すじこを洗ってから、40度程度のぬるま湯に浸して卵巣膜から卵をほぐしていくと良いでしょう。
いくらほぐし専用の網も市販されているので、試してみると良いかもしれません。
作り方もシンプルなので、慣れればいくらの醤油漬けを簡単に作れるようになるでしょう。
いくらの醤油漬けは、解凍してそのままご飯に乗せて食べてもおいしいですし、おつまみやパスタに使ってもおいしく食べられます。
ぜひ試してみてください。

密閉して冷凍する

いくらを上手に冷凍するためには、密閉して冷凍するということがポイントです。
なるべく空気に触れないようにすることで、鮮度を保ちやすくなります。
最も日持ちしやすくなるのは、小瓶にいくらを入れて冷凍する方法です。
あらかじめ小瓶を煮沸消毒しておき、いくらを入れてからトントンとたたいて空気を抜くのがコツです。
小分けにして保存したい場合は、100均で売っているお弁当用のカップやラップを利用すると良いでしょう。
いくらをカップやラップなどで小分けにし、それをさらにタッパーなどで密閉してから冷凍するのがおすすめです。

解凍後のいくらの賞味期限目安

いくらを上手に冷凍した後、解凍したらどれくらい保存しておけるのでしょうか。
解凍後のいくらの賞味期限は、2~3日程度が目安だと考えてください。
冷凍している間に劣化が進んでいる可能性もあるので、味や風味が落ちてしまう前になるべく早めに食べるようにしましょう。
市販のもので、冷凍された状態で売られている未開封のいくらなら、1週間~10日程度が賞味期限の目安です。
解凍時間は、常温なら2~3時間程度、冷蔵庫なら4~12時間程度で自然解凍できます。
急いでいるときは、いくらをビニール袋に入れてから水につけておくと早く解凍できるので試してみてください。

なお、解凍したいくらを再び冷凍するのは、衛生面が心配なためおすすめしません。
事前にいくらを小分けにして冷凍保存しておき、食べる分だけ解凍する方法がより安心です。
冷凍されたいくらを包丁で切り取り、必要な分だけ解凍する方法もあります。

賞味期限を過ぎたいくらの見分け方

賞味期限を過ぎて傷んだいくらには、いくつかの特徴があります。
誤って食べてしまって、お腹を壊すことがないよう参考にしてみてください。
まず、いくらは傷むと身が崩れてきます。
身崩れを起こしている卵が多く見られる場合は、食べないようにしましょう。
また、腐ると異臭を伴う場合があります。
身が白く濁っていたり、糸を引いたりしているのも傷んだいくらの特徴です。
食べたときに舌がしびれたり、味に変化があったりしたときにも注意が必要です。

また、臭いや見た目があまり変化していなくても、室温が20度以上の環境下に数時間放置していた場合は、細菌が繁殖している恐れがあるので避けたほうがよいでしょう。
食中毒にならないためにも、適切な保存方法で早めに食べきることをおすすめします。

いくらを食べる前に賞味期限を確認しよう

市販されているいくらの賞味期限はさまざまです。
醤油漬けなどの形で加工されていることが多いいくらは、比較的長持ちする食材ですが、生ものなので品質の劣化には注意しましょう。
保存方法ごとの賞味期限の目安を参考にしつつ、もし傷んでいる兆候が見られたら食べないように気を付けてください。
火を通して食べる食材とは違い、細菌の繁殖が心配なので、食べる前に臭いや見た目に変化がないか確認すると良いでしょう。

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いくらは、基本的に生で味わう食材なので、適切な保存方法で鮮度を保つことが大切です。
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